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相対評価と絶対評価の違いについて

このページでは、相対評価と絶対評価の違いについて書きます。

 

 

 

学校の通知表は、相対評価と絶対評価のどちらかで付けられています。

 

 

 

相対評価とは、与えられる成績の数が決まっている。

 

 

絶対評価とは、与えられる成績の数が決まっていない。

 

 

です。

 

 

これだけだと分かづらいと思いますので、以下で詳しくみていきます。

 

 

 

ここでは分かりやすく、成績を5段階評価(5が一番良く、1が一番悪い)を用いて説明します。

 

 

 

ここに、100人の生徒がいます。

 

 

 

相対評価ですと

 

 

 

5の成績は5人。4の成績は25人。3の成績は50。2の成績が25人。1の成績は5人。

 

 

 

と言った具合に、与えられる成績の数が決まっております。

 

 

 

また、相対評価には授業態度や発表の回数、ノート提出など、色々な事が加味されます。

 

 

 

例えば、英語の点数で100点を取った生徒が6人います。

 

 

 

しかし、5の成績を与えられる生徒は5人ですので、1人は4の成績になってしまいます。

 

 

 

では、この英語の100点の生徒における5と4の境界線は何であるのか?

 

 

 

テストの点数が同じなら、残りは先生の主観によって決まります。

 

 

 

例えば、A君積極的に発表もし、室長もしています。

 

 

 

一方、B君は発表もしませんし、特に委員会活動もしていません。

 

 

 

この両者が英語で100点を取った場合、A君に5を与えられ、君には4を与えられる可能性が高いです。

 

 

 

極端な例にはなってしまいましたが、このよう感じで評価され、成績を付けられるのが相対評価です。

 

 

 

一方の絶対評価はテストの点数で全て決まります。

 

 

 

テストの点数が中間・期末合わせて平均80点以上なら成績5。平均65点以上なら成績4。平均50点以上なら成績3。

 

 

 

しかも、全員が全員80点以上取れば、全員5をもらえるのです。

 

 

 

相対評価ではあり得ないシステムであり、とてもシンプルで分かりやすい評価システムですよね。

 

 

 

だから、相対評価を導入している学校で成績を良くしたいと思っていましたら、先生から好かれたり、評価される言動がとても重要になって来るのです。

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