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中学2年生の男の子が、半年で初めて全教科8割以上を取った指導方法

このページでは、中学2年生の男の子の点数の上がり方と指導方法について書きます。

 

 

 5教科合計500点満点中、333点→423点(半年)
 英語55点→83点(半年)
 数学63点→86点(半年)

 理科67点→82点(半年

 社会76点→88点(半年)

 国語72点→84点(半年)
 

 

この生徒は、私が個別指導塾で教えていた時の生徒です。

 

 

成績が落ちてきたというので、中学1年生の3学期に個別指導塾に入塾して来ました。

 

 

元々理解力がある生徒だったのですが、勉強の量が不足しているのが原因で、点数が取れていないと判断しました。

 

 

そこで私は、基礎問題には時間をあまり使わず、難しい問題を沢山解かせる方針を取りました。

 

 

理解力があったので、授業のペースはとても速かったです。

 

 
学校が1週間で教える範囲を、1回の授業で教えていました。

 

 

難しい問題も、短時間でかなりの量を解かせました。

 

 

英語に関しては、1回の授業で文法を教え、そこから並び替え問題と英作文の問題を一気にさせていました。

 

 

当時、私が勤めていた個別指導塾で、このペースに付いて来られる生徒はこの男の子だけでした。

 

 

教えた内容をすぐに理解するので、テスト前に発展問題や文章問題に時間を割けた事が、点数を伸ばせた一番の要因であると思います。

 

 

基礎を押さえるだけでも、6割~7割は取れるのですが、それ以上になると、発展問題を理解させなくてはいけません。

 

 

この生徒は、発展問題で理解に苦しんでいたので、それを克服するのに多くの時間を割ける事が出来ました。

 

 

英語で言えば長文読解。数学で言えば文章問題。

 

 

これらに時間を費やし、理解させる事が出来ました。

 

 

発展問題を理解して解けるようになったから、今まで越える事の出来なかった全教科8割以上の点数を取れるようになりました。

 

 

 

全教科で8割以上取るのに一番の難関は、数学と英語です。

 

 

テストを作る先生が、難しくしようと思えばいくらでも難しく出来る教科なので、難しい問題にも答えられるようしておかないといけないからです。

 

 

だから、難しい問題を解いてない生徒は、英語・数学で8割以上の点数を取るのがとても難しいのです。

 

 

理科・社会は、ワークを5回くらいさせて覚えさせれば、おのずと8割近く取れてきます。実際、理科と社会に関しては、この方法しか生徒にテスト勉強をさせていませんでした。

 

 

国語は、テスト範囲のプリントを何枚も印刷して渡して、解説をしていただけで、8割を取れるようになっていました。

 

 

ちなみに、この生徒は成績が安定して8割前後の成績を取れた後、進学塾に通いたいと申し出をして来たので、快く地元で有名な進学塾に送り出しました。

 

 

入塾当初は、進学塾には付いていけないと思っていた本人と保護者様ですのに、立派に成長したと実感した瞬間でもありました。

 

 

個別指導から進学塾に通いたいという生徒は、これまで何人かいました。

 

 

やはり、受験になると個別指導よりも、進学塾の方が信頼があるんでしょうね。
 

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