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賢くない生徒に教えるのは、とても難しい!?


このページでは、賢い生徒と、賢くない生徒、どちらの方が教えるのが難しいかについて書きます。

 

 

賢い、賢くないの線引きは非常に難しいですが、賢い生徒は常にテストの点数が8割以上。

 

 

賢くない生徒は常にテストの点数が3割以下と、ここでは定義します。

 

 

結論から言いますと、賢くない生徒に教える方が断然難しいです。

 

 

理解してもらうのに、かなりの時間を費やすからです。

 

 

賢い生徒には、同じ説明をしても1回で理解して問題を解けるのですが、賢くない生徒になりますと、2回も3回も説明しなくてはいけません。

 

 

お子さんに勉強を教えた事のある保護者様なら分かると思いますが、何回も同じ事を教えるのって結構ストレスなんですよね。

 

 

正直、私もそうです。

 

 

「1回の説明で覚えろよ」と思いますが、そこは個人差があるので我慢します。

 

 

何回も説明して理解させる作業が一番難しいのです。

 

 

初めに教えた解き方をもう一度教えないといけないからです。

 

 

2回目の解説の時に、1回目と違う解き方を教えてしまうと、生徒は混乱してしまいます。

 

 

1回目の解説と、2回目の解説、どちらの方法で問題を解けば良いのか分からなくなってしまい、余計理解出来なくなります。

 

 

だから、首尾一貫して毎回同じ解き方で解説をしなくてはいけないのです。

 

 

多くの教師は「1回目の教え方が悪かったから、理解してもらえなかったんだ」と思って、2回目は教え方を変える時があります。

 

 

これでは生徒の混乱を招くだけです。

 

 

だから、賢くない生徒に教えるのはとても難しいです。

 

 

教師の質は本当に重要です。

 

 

覚えておいて下さい。

 

 

賢い生徒は、難しい問題を解かせて、答え合わせで解説すればそれだけで理解していきます。

 

 

だから、以外と賢い生徒を担当するのは楽だったりします。
 

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