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保護者様でも教えられる、小学高学年のお子さんの国語の力を身に付ける指導方法
このページでは、保護者様でも教えられる、国語が苦手な小学高学年(小学4年生~6年生対象)のお子さん向けの指導方法について書きます。
結論から言いますと、小学3年生のワークを買って解かせます。
解かせる時に気を付けさせるポイントは
【段落ごとに何が起こっているのか】
を考えさせる事です。
この思考が出来るようなるだけで、国語の点数が上がります。
国語が苦手な生徒は多いです。
苦手というより、解き方を知らない生徒が多い、と言った方が良いでしょうか。
これは、学校の先生が上手に教えれていないのが原因であると思います。
国語は読んで問題を解くのではなく
読んで段落ごとに何が書かれているのかを理解して、問題を解く
で無ければ、国語の問題は解けません。
一般的に言う、パラグラフリーディングというやつです。
パラグラフリーディングは、大学受験英語の長文読解で用いられる手法なのですが、実はこれ、国語にも応用が出来るのです。
段落で何を言っているのが分かれば、問題はとても簡単に解けるようになります。
・第一段落では何をした
・第二段落ではこれをした
・第三段落ではあれをした
こんな感じでも構いません。
段落ごとに「何が起こっているのか」を理解させれば、それだけで国語の力は伸びていきます。
よく「音読をしろ」と学校で言われているようですが、音読がもたらす効果は「読解力アップ」ではなく「暗記アップ」です。
これを勘違いしているのか。国語の教科書を音読させる教師が多いです。
国語の読解力アップをさせたいのでしたら、音読ではなく「段落ごとで何が起こっているのか」を考えさせて下さい。
ではなぜ小学3年生のテキストが良いのか。
小学1年生や2年生のテキストでは、文章が簡単過ぎて、逆に国語力を身に付けるには不適応だからです。
小学3年生レベルが、一番国語の読み方を教えられるのに適しています。
また、小学3年生以降から国語の点数が悪くなっていくお子さんも多いです。
これは、小学3年生から文章のレベルが上がるからです。
文章のレベルが上がる段階で、きちんと国語の解き方を学校で教えられていないので、その後もズルズル解き方が分からないままに、学年が上がってしまうのです。
また、小学3年生の文章レベルと、小学6年生の文章レベルも、そんなに大差がありません。
きちんと解き方を教えようと思えば、小学3年生の問題の方が解説をするのが難しい時があります。
だから、まずは小学校3年生のテキストを購入して、段落ごとに何が書かれているのかをお子さんに考えさせて下さい。
その思考が出来るようになると、お子さんの国語の力はかなり付いています。